すてきな笑顔のクリスマス会
11月23日の祝日、海老名総合福祉会館でクリスマス会を開催しました。
参加者は大人49名(あしたぼ9名、心友会7名、ベジタブル3名含む)、中学生1名、小学生22名、未就園児6名の78名でした。初参加の方は6名でした。その中には元こども医療センターハイケアⅡ病棟看護師の石井さんが家族で参加してくれました。
会場に着いたこども達は、ボランティアのあしたぼの会のみなさんと一緒に、持参したペットボトルでマラカスを作りました。自分の好きなビーズやボタンを入れて、外側にはそれぞれシールやペンなどで装飾をし、鳴らす音もみんな異なる自分だけのオリジナルマラカスが出来ました。会場の飾りつけでは、お父さん達が活躍してくれました。食材の準備などでは、お母さん達が活躍してくれました。
例年と同様にベジタブル(会員の須崎さんの保育士仲間のみなさんのバンドです)のみなさんによる演奏を合わせて、定番のクリスマスソングではこども達はオリジナルのマラカスを鳴らして、素敵なハーモニーを奏でました。夏のキャンプで大いに盛り上がった、パブリカのダンスは今回もまた一生懸命踊りました。
ランチ・ケーキ作りではこども班、お父さん班、お母さん班に分かれて、苺・みかん・バナナなど豪華なトッピングで可憐で美味しそうなケーキができました。ロールパンにはウインナー・チーズ・ハムをはさんでおいしくいただきました。
昼食のあとは、こども達はあしたぼのお兄さん・お姉さんと一緒に1階でレクレーション楽しみました。その間に、お母さんグループ、お父さんと心友会のグループは2階の和室で懇親会をしました。こども達のレクレーションでは、小学生を中心に、こども達同志でUNOのやり方を教えあったりする微笑ましい場面がありました。
お母さん達の懇親会では、幼児から成人まで13人のお母さんと、元こども医療センターハイケアの看護師の石井さんの参加で、11月からこども医療センターに開設された「みらい支援外来」の説明を山口さんからしました。 参加していただいた看護師さんからは、ずいぶん前から成人になった心疾患の子どもをどう診ていくかは、看護師の間では話がされていた。「みらい支援外来」ができたのは、やっと理解がされたのかと思う。医師に話せないことも、看護師に話しをしてみると、看護師は親の気持ちに添う心はもっているので「みらい支援外来」を活用されるといいと思う。といった助言もありました。年に数回、こうして集まりいろいろ情報交換しながら、それぞれの状況を共有しあうことは大切だと思いました。
お父さんと心友会の懇親会では、心友会のみなさんから病気と仕事を上手に両立することの話しがあり、お父さん達からはこどもの近況報告やお父さん自身の就職に関することを話しました。それぞれの立場から、色々な話が聞ける貴重な時間となりました。 最後は、恒例のあしたぼサンタからのこども達へのクリスマスプレゼントです。少し早いクリスマスプレゼントですがこども達は大喜びでした。とても素敵な笑顔でした。