5/12【詳報】日本小児循環器学会学会との新型コロナに関する懇談会

新型コロナウイルスと心臓病児と家族の問題について
日本小児循環器学会とZoom懇談会
2020年5月12日(火) 18:00-19:30
20200512_小児循環器学会とのZoom懇談会02

新型コロナウイルスの感染拡大の非常事態に関わって、心臓病児者と家族の医療と福祉を守ることを目的として、互いの情報共有と今後に向けた意見交換の場として懇談を行ってほしいという守る会の申入れを行い、実現することができました。
詳細はこちら → 日本小児循環器学会との懇談会報告

【参加者】
日本小児循環器学会
坂本 喜三郎 先生(理事長・静岡県立こども病院) 
山岸 敬幸 先生(副理事長・慶応大学) 
土井 庄三郎 先生(災害医療センター) 
白石 公 先生(国立循環器病研究センター)
立石 実 先生(聖隷浜松病院) 
豊野 学朋 先生(秋田大学) 
落合 亮太 先生(横浜市立大学)

全国心臓病の子どもを守る会
会長:神永芳子
副会長:青木美千代
理事:斉藤幸枝、杉木秀行
事務局:下堂前亨(進行) 岸章子(記録)

【懇談内容】 
1.新型コロナへの感染について
① 患者・家族にとっての一番の不安は、もしも、先天性心疾患患者が感染した場合には
    どのような状況になるのかということです。国内外での感染データの有無とその内容
    について教えてください。
② 小児循環器学会の「Q&A」で示された「リスクの高い心臓病」(*)と示された患者以外
   (比較的軽症の患者)は感染の疑いが出たときには一般の人と同じ対応で良いと考えて
    良いでしょうか。
③ PCR検査が受けられる心疾患専門施設はどの程度ありますか。
    また、同じ施設内で新型コロナウイルスの治療を受けられる施設はどの程度ありますか。
    学会としてその情報の公開は考えられていますでしょうか。
④ 先天性心疾患患者が感染した場合には、感染症指定医療機関と心疾患専門施設が連携を
    とって患者の対応にあたることができるでしょうか。
 2.心疾患の治療について
① 感染者が多数発生している地域で出産された子どもが心臓病であった場合の対応について
    出産直後の対応が心配されています。胎児診断で事前に心疾患が発見されているケース、
    そうでないケースについて現在の対応状況を教えてください。
② 事態が長期化しているなかで、術前検査や手術の延期に不安をもっています。
    「Q&A」以降の全国の手術実施医療機関との情報共有の状況について教えてください。
③ 不安な思いをもちながらやむをえず通院をしているケースが見受けられますが、
    オンライン診療体制が進むことで、ある程度の解消は可能でしょうか。
④ ワーファリンなどのように薬が電話などでは処方が難しいと思われますが、
    検査結果を身近な医療機関と連携をとるなどの対応は可能でしょうか。
⑤ 入院治療中の親の付き添いについてどう考えればよいか教えてください。
3.心臓病児の日常生活
◯ 学校の再開に、親は「学校に行かせても大丈夫だろうか」ということを心配しています。
  主治医と学校との連携(病児の状況を説明していただくなど)は可能でしょうか。
  再開された学校で、心疾患のために休まざるをえない病児への心理的なフォローが必要と
  考えています。どのようなフォローが考えられるでしょうか。
  自宅での生活が続く病児と親のストレスに対してどのような支援が考えられるでしょうか。