会長挨拶

神永会長わが子が先天性心臓病とわかったとき、親や家族は大きな衝撃を受け、気持ちの動揺はたいへんなものと思います。近年、胎児のうちに心臓病が見つかるケースも増えてきました。まだお腹の中にいる子が心臓病だと告げられたお母さんは、ほんとうに不安でいっぱいになるでしょう。
私たち全国心臓病の子どもを守る会は、60年近くの長きにわたり、同じような経験をした親同士が、また患者同士が互いに励まし合ったり、情報を交換したり、仲間で交流し合ったりしながら活動を続けています。自分ひとりではないということで、不安や悩みが少し軽くなり、心の支えにもなります。
医療技術のめざましい進歩により、心臓病児の命が救われて多くの子が成人を迎えるようになりました。しかし、成人後も心臓病とともに自立して生きていくことは、そう容易いことではありません。守る会では、心臓病児や患者が安心して生きていくために、国や自治体に対して福祉医療制度での支えをより充実してもらえるよう働きかけをおこなっています。心臓病児や患者の未来が、さらに明るいものになることを願っています!   全国心臓病の子どもを守る会 会長 神永芳子(かみながよしこ)